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夢二郷土美術館は岡山城・後楽園にアクセス便利!黒猫とカフェは外せない!





その生涯が映画化されたり、デザインが浴衣に使われたり…生誕135周年、いまだに注目される岡山出身の竹久夢二。岡山城や後楽園からもすぐの穴場スポット・夢二郷土美術館で、その意外な一面を再発見しました。

岡山おすすめ穴場スポット【夢二郷土美術館】で夢二の意外な一面再発見!



夢二って実は…

今回夢二のことに詳しくなって、夢二って実は…と改めて知る意外な発見がありましたので、まとめてみました。

①本名が意外と…

②大の〇〇〇〇っ子

③○○○〇〇でもあり、あの浴衣デザインも…

④大の〇党




スポット情報

開館時間
9:00から17:00(入館は午後16:30まで)

休館日
月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日が休館)年末年始(12/28~1/1)

入館料
大人800円・中高大学生400円・小学生300円

・ミュージアムショップ/ご利用時間:9:00~17:00
・カフェ/ご利用時間:9:00~16:00

駐車場 乗用車10台・大型バス2台

観覧目安時間 約30~60分

住所
〒703-8256 岡山県岡山市中区浜2丁目1-32

TEL
(086)271-1000



夢二郷土美術館って?

こんな所です

車で横を通りながら、ずっと気になっていた『夢二郷土美術館』に、ようやく行くことができました。

赤レンガ造りの壁、てっぺんに風見鶏がついたとんがり屋根の建物、ずっと洋風の建物だとばかり思ってましたが、奥には蔵風の白壁やなまこ壁の部分も。

その和洋折衷加減が新鮮です。

美術館は、岡山城・後楽園とは、旭川をはさんで反対側にあります。
後楽園の一番近い出口からだと、蓬莱橋を渡って3分ほどですぐ。

蓬莱橋の欄干には、夢二の代表的な絵が掲げられていて、入館前から旭川を借景にした屋外美術館を楽しめ、お得な気分♪

GW期間中は、後楽園「春の幻想庭園」・岡山城「春の烏城灯源郷」(天守閣も夜間営業)と併せて、この橋も“宵町こみち”としてライトアップ。

ちなみに、2019年は4月26日(金)~5月6日(月・振休)開催。
おトクな共通券も。

夢二郷土美術館本館・岡山後楽園2施設共通券
共通券:1,040円(通常1,200円)

夢二郷土美術館本館・岡山後楽園・岡山城3施設共通券
共通券:1,200円(通常1,500円)

夢二ってどんな人?

近年、夢二の生涯が映画化されたりもしましたが、

あんころんの中で分かっているのは、夢二=美人画ということくらい。
美術の教科書に載っていた『黒船屋』ぐらいしか浮かばず、、

入館して左手すぐのお部屋でまずはお勉強。
展示資料や生涯のダイジェストVTRが見れます。



夢二の意外な一面再発見!

①本名は地味

夢二の本名って『茂次郎(もじろう)』さんなんですね。意外と地味です。

「花のお江戸ぢや夢二と呼ばれ 郷里(くに)にかへればへのへの茂次郎」なんて、ちょっと自虐的な歌も詠んでます。

息子さんの名前が『虹之助(こうのすけ)』と華やかなのは、その反動なのでしょうか。

『次郎』の名の通り、次男で、長男の兄が幼くして亡くなり、事実上、竹久家の跡取り息子だったようですが、詩人になる夢をあきらめきれず、17歳で上京。

写真を見ると、俳優さんかと思うほどのイケメンでびっくり。

たまき、彦乃、お葉(その他もいろいろいらっしゃるようですが💦)と、関わった女性がまた、皆さん美人さんぞろいなんです。



②大のお姉さんっ子

夢二には7歳年上の松香という優しい姉がいて、彼女が嫁ぐ時、寂しさのあまり、その名前を鏡文字で柱に刻んだという話は、特に印象に残りました。

大のお姉さんっ子だったんですね。

そんなエピソードが生み出された、夢二の「生家」や東京から移築した「少年山荘」が、瀬戸内市邑久町に保存されています。

しかも2019年は、夢二生誕135周年の記念すべき年だそう。

生家の母屋の茅が21年ぶりにふきかえられ、一部非公開の部屋が展示施設になるなど、3月にリニューアルされたばかりです。

畦道を嫁ぐ姉の後ろ姿を格子の窓越しに眺め、墨で姉の名=“松香”と夢二の本名=“茂次郎”と墨で書いた柱も残っているのだとか。

両方行く時間があれば、共通チケットがお得ですね!

実はあんころん、生家は岡山から車で40分ほどでちょっと遠いのでパスしようと、
単独チケットで入ってしまいました。

後から、やはりそちらも行きたくなったので、、失敗しました。。

おトクなチケット
本館・夢二生家記念館 少年山荘ー入館共通券

大人1000円・中高大学生550円・小学生400円
(通常 大人1,400円・中高大学生650円・小学生500円)

父の放蕩のために、母が実家に帰ったり、姉が離縁されたり…
大好きな女性の苦悩を間近で見てきた人生、

どこか寂しさ漂う夢二の美人画の原点が、少しだけわかった気がしました。



③画家兼デザイナー?あのお店の浴衣柄も実は…!

館内には、画家としてだけではない夢二の作品もたくさん展示されています。

『女学生』『少女世界』『若草』など、少女たちの流行を生み出す雑誌の表紙なども多く手掛け、自分のデザイン雑貨を売るお店を経営したり。

当時のファッションリーダー&デザイナーでもあったそうです。

ストライプ柄やおっきなリボン、うさぎを抱っこしていたり、女性の『かわいい』という感覚をこれほどつかんでいる男性も、そういないでしょう。

流行りすたりが激しい世の中で、100年以上前に彼が描いた“花”“草木”“果物”などのレトロモダン柄が、今でも違和感なく素敵と思えるのだから、本当にスゴイ!

某大手衣料販売店で、夢二デザインモチーフの浴衣が展開されていたのも納得。
古くて新しい、普遍的な美なんですね。

作品で個人的に一番気に入ったのは、
『星まつり』(1927~28年頃)です。

ちょうちんを笹にかけようとしている女性の横顔と、
アイスブルーの着物や帯の柄が、ため息が出るくらい美しい。

こういう『たおやか』な女性の所作を見逃さずに描き残せる、夢二の感性と才能に圧倒されました。



④夢二は甘党男子?

夢二は甘い物好きだったようで、京都二年坂の『かさぎや』という今現在も営業中の甘味処にも、恋人の彦乃とよく訪れたそうです。

あんころんも大の甘党でして、鑑賞後は甘い物欲しさに、
館内の『art café 夢二』で一服。

夢二は紅茶が好きで、友人たちにヨーロッパの焼き菓子 “ガルバルジィ”でもてなしたとか。

ココでしか食べられないという
『夢二の愛した焼菓子<ガルバルジィ>セット ¥600』を頼んでみました。

ん、ん、何とも素朴で上品な、クリームなしのレーズンサンドといった感じ。

紅茶のほかに、ガルバルジィ、カラフルな絵がプリントされたかわいいきびだんご2個、ロールケーキも付きます。

同じ館内のミュージアムショップでは、マスキングテープや風呂敷はじめ、さまざまなグッズも買えますよ。



夢二の黒猫?にも会えちゃう

美術館には、館長からお庭番に任命されている黒猫・黑の助がいるんです。

2016年、夢二の命日の9月1日のちょっと前に、道路でひかれそうだったのを館員に保護さ
れ、9月16日の夢二の生誕日に、美術館に来ることが決まったそう。

しかも、夢二の絵に出てくる黒猫と、黄色い目の色まで同じというのですから、

何とも不思議なご縁の猫ちゃん。そんなことってあるんですね!

ですが…実はあんころんの行った土曜日は、ちょうど黑の助くんお休みの日だったのです(泣)

どうしても会いたい方は、出勤情報を事前に確認してからの方がいいかも。

出勤の様子がInstagramでも公開されています。



まとめ~生誕135周年の夢二の生涯に想いを馳せて

にぎわっている観光地ばかり行くと、ワイワイガヤガヤ落ち着かず、かえって疲れたりしますよね。ここは静かにじっくり、大人の楽しみ方ができる穴場スポットです。

生誕135周年の夢二の生涯に想いを馳せながら、彼の意外な一面を再発見!

夢二郷土美術館、一度足を運ばれてはいかがでしょうか。