2019年6月15日「池上彰そうだったのか話題のニュースだからこれくらい知ろうSP」で老後必要な生活費年金や貯蓄・データで知るお金事情」!日本人平均収入?推移は?給料UPも実感ない理由?生涯賃金?退職金?男女差?学歴差?教育格差?老後生活費は?支出?年金?老後2千万不足?70歳雇用?何歳まで働きたい?平均貯蓄額?年齢別?平均年収推移?年収が上がらない理由?高所得者割合
Contents
- 1 日本人の平均年収は?
- 2 年収1億円超の人数は何人?
- 3 平均年収の推移は?
- 4 給料UPでも実感がない理由は?
- 5 日本の生涯賃金は?
- 6 大卒退職金の平均は?
- 7 生涯賃金の男女差は?
- 8 学歴の生涯賃金の差は?
- 9 教育格差の問題とは?
- 10 老後20年間でかかる生活費の平均は?
- 11 高齢夫婦無職世帯の1ヶ月の支出は?
- 12 65歳から20年間で年金はいくらもらえる?
- 13 老後2000万円不足という報道は?
- 14 70歳雇用とは?
- 15 何歳まで収入を伴う仕事をしたいか?
- 16 日本人の平均貯蓄額は?
- 17 年代別の平均貯蓄額は?
- 18 金融資産ゼロが一番多い世代は?
- 19 日本で資産1億円(100万ドル)以上の人数は?
- 20 昔の平均年収との推移で日本がわかる!
- 21 平均年収が上がらない理由は?
日本人の平均年収は?
平均は約432万円。
しかし、平均は、普通・多数派とは限りません。
極端な人が入ると、平均は大きく変わってしまうからです。

年収1億円超の人数は何人?
2万501人です。
この方達が平均年収を上げているのですね。
そんなにいるの?それしかいないの?
どう反応していいかさえよくわかりませんが(^^; 入ってみたいです~(笑)

平均年収の推移は?
民間の事業所の平均年収の推移を2009年~2017年のデータで見ると、
2009年が約406万円、2010年が約412万円、2011年と12年は東日本大震災の影響で約409万円、約408万円と落ちますが、その後は2017年の約432万円までずっと上昇しているのです。
つまり、平均年収は徐々に上がっているのが事実です。
2009年からは26万円も増。
でも全然、お給料が上がっている実感がないのが、現状ではないでしょうか。

給料UPでも実感がない理由は?
名目上では上がっていても、実質的には下がっているように感じられるのはなぜでしょうか?
・支払いの増加(健康保険・厚生年金・所得税・住民税)
・医療費
・教育費
確かにこれらにずいぶん取られている実感がありますよね。

日本の生涯賃金は?
では、日本では人生のうちでいくら稼げるのでしょうか?
大卒後すぐに就職し、60歳で退職した場合の生涯賃金は?
2億6980万円
退職金は入っていません。

大卒退職金の平均は?
平均1983万円

生涯賃金の男女差は?
大卒・大学院卒で60歳退職の場合
男性 2億6980万円
女性 2億1590万円
うーん、やっぱり女性の方が厳しいのがはっきり数字に出てますね。
5000万円以上も低いとは…。

学歴の生涯賃金の差は?
中卒男性 1億9660万円
大学・大学院卒男性 2億6980万円
大卒1年目より、高卒5年目の方が給料が上のこともありますが、昇給の差により、大卒が高卒を途中で上回ります。


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教育格差の問題とは?
【全国学力テスト】の結果は、親の年収が高いほど、子どもの正答率が高い傾向に。
所得の差による学力差の固定化が問題になっています。
つまり、金持ちの子は賢く、そうでない場合は学力低下の連鎖が代々ずっと続く懸念です。
【全国学力テスト】
小学6年生と中学3年生を対象に、新年度に実施する全国学力・学習状況調査

老後20年間でかかる生活費の平均は?
では、老後の生活費は、いったいいくらかかるのでしょうか?
夫婦2人のみ(夫65歳以上 妻60歳以上 無職世帯)の場合
6329万円!
高齢夫婦無職世帯の1ヶ月の支出は?
26万3,718円
交通費が27,576円など、結構かかります。

65歳から20年間で年金はいくらもらえる?
夫 会社員(厚生年金)・ 妻 専業主婦(国民年金)の場合
夫 15万6496円
妻 6万5008円
老後20年の年金は5316万円
生活費は6329万円
なので、老後20年、約1000万円の預貯金が必要な計算です。
老後2000万円不足という報道は?
人生100年時代・老後の生活を30年とした金融庁・金融審議会の報告書で、
老後30年間夫婦で2000万円の蓄えが必要というデータが提出されました。
しかし、麻生太郎財務大臣は、
「担当大臣として、正式な報告書として受け取らない」と会見。
「世間に不安や誤解を与えた」としています。

70歳雇用とは?
では、老後の生活費はどうなるのでしょうか?
企業に勤める人は原則、65歳まで働くことができます。
それを70歳まで延長することが検討されています。
何歳まで収入を伴う仕事をしたいか?
アンケートでは、
・働けるうちはいつまでも 42.0%
・70歳ぐらいまで 21.9%
・75歳ぐらいまで 11.4%
・80歳ぐらいまで 4・4%
と79.7%は働き続けたいと考えています。
日本人は勤勉だからこういうデータになるのでしょうか??
政府は、年金支給を70歳からにしたいと考えているために仕向けられてないよね!??なーんて疑い過いたくもなったりして。。
日本人が、余暇をはじめ、仕事以外の人生をそれほど楽しめていない、ということかもしれません。
日本人の平均貯蓄額は?
貯蓄=預貯金・株式・生命保険などの金融資産
平均貯蓄は1752万円(2018年)
年代別の平均貯蓄額は?
40歳未満 600万円
40代 1012万円
50代 1778万円
60代 2327万円
70歳以上 2249万円
60歳がピークで、70歳以上では切り崩しが始まり、低下します。
金融資産ゼロが一番多い世代は?
30代 17.5%
40代 22.6%
50代 17.4%
60代 22.0%
70代以上 28.6%
つまり、貯蓄額がある人も、まったくない人も60歳以上の割合が高く、高齢者になるほど格差が広がるという結果に。
50代が低いのは、子どもの大学費用で支出が増えるからとも。
日本で資産1億円(100万ドル)以上の人数は?
億万長者は、280.9万人!
1位 アメリカ、2位 中国に次ぎ、世界第3位です。
かつては2位でしたが、中国に抜かされてしまいました。
昔の平均年収との推移で日本がわかる!
1960年では平均年収は約30万円だったのです!
そこから1990年の約425万円へ、約14倍も上昇。
しかし高度経済成長を経て、1997年の約467万円をピークにバブルがはじけてからは、上がっていません。

平均年収が上がらない理由は?
・非正規雇用者の増加…派遣やパート社員などの増加
・労働組合の弱体化…昔はストライキも活発。今は組合に入らない人多数
・内部保留の増加…企業が将来に備えて蓄えておく
いろいろ考えさせられるデータでしたね。
働き方や貯蓄を、将来設計に合わせてしっかり考えていきたいですね♪
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