2019年5月22日大下容子ワイドスクランブル「知らぬ間に糖尿病に…血糖値スパイクとは?」詳細!20代痩せ型でも5人に1人!?なぜ起こる?検査方法?体調変化・症状?対処法?おススメの運動?をまとめました。
Contents
放置すると糖尿病に⁉血糖値スパイクとは?
2019年5月22日大下容子ワイドスクランブル「知らぬ間に糖尿病に…血糖値スパイクとは?」で、
1400万人が糖尿病の危機!健康診断でわからない血糖値スパイク
の特集をしていましたので紹介します。
教えてくれたのは、銀座泰江内科クリニック・泰江慎太郎院長


健康診断では問題ないのが問題!
血糖値は、正常な人で110前後、異常だと140~200前後だそうです。
健康診断では問題なかったという女性が登場し、空腹時は98㎎/dLと、血糖値は正常。
が、食後に血糖値測定すると210!
糖尿病の危険ライン200㎎/dLを超えているという危険な兆候が!
血糖値スパイクの恐ろしいところは、無自覚のまま、症状がどんどん先に進んでいってしまうことだそうです。


血糖値スパイクとは?
空腹時は血糖値に異常がないのに、食事後、急激に血糖値が上昇し、また急降下、そのグラフがまるで棘「=スパイク」のようだからそのように呼ばれているそうです。
空腹時に受ける健康診断などでは、発見が困難なのです。

血糖値スパイクはなぜ起こるのか?
健康体だと、インスリンがしっかり働いて、食事で摂ったブドウ糖を細胞へと運びます。
ですが、血糖値スパイクでは、インスリンが遅刻してくるような状態で、その分細胞に取り込まれなかったブドウ糖が、血管にたくさん残ってしまいます。
糖尿病では、インスリンがお休み状態で、血管にブドウ糖があふれたままです。

血糖値スパイクをみつける方法は?
10時間絶食後に採血をします。
そして、ブドウ糖を75g溶かした水を飲みます。
30分後、1時間後、2時間後の計3回の採血を行います。
結果が出るまでの期間は約2~3日
検査費用は3500円です。

血糖値スパイクによる体調変化・症状は?
去年2月に血糖値スパイクと診断されたAさんは、診察前に体調に変化が…
それは、食後に立っていられないくらいの急激な眠気に襲われたそうです。
しかも毎食後発生!
食後に
・体がだるい
・疲れやすい
・集中力が散漫になる
などの症状があれば要注意!

血糖値スパイクの対処法は?
食事や食後の行動を変えると、体調に変化が起きるといいます。
ポイントは、食事の中身と食べ方!
■過剰な糖質摂取を控えることが一番重要!
・白米の目安=一食分 約100g
・おススメ食材=マイタケ、わかめ、納豆
・朝・昼・晩と一日3食を食べる
・朝食を抜くと、昼食後に急上昇しやすいので注意が必要です!
・べジファースト⇒食物繊維が糖の吸収を緩やかにします。
・野菜は約5分かけて、ゆっくり食べるのが重要!
・食べ終わったらすぐに体を動かす⇒ブドウ糖が細胞に吸収されやすくなります。

どのように体を動かすのがおススメ?
・5分程度の散歩
・皿洗い中にかかとの上げ下げ
まとめ
食事の方法と食後の運動で、血糖値スパイクを予防して、元気に毎日を過ごしたいですね!