2019年6月7日(日本時間8日)サニブラウン選手が男子100mで9秒97(追い風0.8メートル)日本新記録樹立!200mも20秒08日本歴代2位の記録!経歴は?今さら聞けないサニブラウンは名前?苗字?名前由来・名づけ親は?父親・母親・兄弟は?画像あり!学生時代からの100m記録推移も!
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サニブラウン選手男子100m9秒97で日本記録樹立!
6月7日(日本時間8日)、テキサス州オースティン開催の全米大学選手権・男子100メートル決勝で、サニブラウン選手がなんと、9秒97(追い風0.8メートル)の日本新記録を樹立しました!
おめでとうございます(≧▽≦)♪‼
レースでは3位でした。
そして、同日行われた男子200メートル決勝では、20秒08(追い風0.8メートル)の日本歴代2位の記録で、こちらも3位に。
ちなみに1位は、マッハ末續とも呼ばれる末續慎吾選手です。
2019年のサニブラウン選手、大好調でノリにのってます!
3月のNCAA室内陸上競技選手権大会・60m予選では、室内日本タイ記録(もう1人は大阪ガス・川上拓也選手)である6秒54を記録。
5月11日には、アーカンソー州フェイエットビルで開催されたSEC選手権・100m決勝で日本歴代2位となる9秒99を記録!
日本人として桐生祥秀選手に次ぐ9秒台ランナーに。
この記録によって、日本人の男子100mで最初の、2020年東京オリンピックの参加標準記録(10秒05)突破を達成しました。
サニブラウン選手、まさに快進撃が続いています!

サニブラウン選手の経歴は?
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選手情報 | |||
フルネーム | サニブラウン・アブデル・ハキーム | ||
ラテン文字 | Abdul Hakim Sani Brown | ||
愛称 | ハキーム | ||
国籍 | 日本 | ||
種目 | 短距離走 | ||
大学 | フロリダ大学 | ||
生年月日 | 1999年3月6日(20歳) | ||
出身地 | 福岡県北九州市 | ||
身長 | 188cm | ||
体重 | 83kg | ||
コーチ担当者 | マイク・ホロウェイ | ||
自己ベスト | |||
60m | 6秒54(2019年)![]() | ||
100m | 9秒97(2019年)![]() | ||
200m | 20秒08(2019年) |
恵まれた体格とまだ20歳の若さ☆ 期待の星ですね!

サニブラウンは名前?苗字? 名前由来・名づけ親は?
フルネームでは、サニブラウン・アブデル・ハキーム。
以前は愛称でもある「ハキーム」とマスコミでも呼ぶことがあったようですが、最近は「サニブラウン」が一般的ですよね。
サニブラウンは名前なの?苗字なの?どちらなのでしょうか?
今さら聞けないって感じですが(^^;
日本人の感覚だと、ずっとわからず来てしまった方も多いかも⁉(私もそうです)💦
姓が「サニブラウン」だそうです。
ハキームが名前ですね。
間違っても「サニ・ブラウン」ではありません(笑)
名づけたのは祖父で、アブデル=「司る人」、ハキーム=「賢い」の意味を持つのだとか。
調べたところ、ハキームはアラビア語のことがわかりました。
サニブラウン選手の父親はガーナ人で、祖国ガーナでは、新しく生まれた子供の名前を祖父がつける慣習があるそうです。

サニブラウン選手の父親?母親?兄弟は?

サニブラウン選手は、ガーナ人の父親ラティフさんと母親明子さんのもとに生まれました。
ラティフさんはサッカー経験があり、明子さんはハードルで全国高等学校総合体育大会陸上競技大会に出場した経歴を持つスポーツ一家!
兄弟は8歳違いの弟・ハナン君がいます。
サニブラウン選手は日本で育ったので、普通に日本語はペラペラです。
子供の頃はサッカーをしていて、ポジションはフォワードでした。
陸上は小学校3年生の時に、母親から薦められて始めそうです。
そして、城西大学附属城西中学校・高等学校に進学。
クラブ顧問の山村貴彦氏(元日本代表・シドニーオリンピック出場)の指導を受けるようになり、高校1年生時には第69回国民体育大会100m(少年B)に10秒45で優勝しています。
2017年の秋期からフロリダ大学に進学し、練習拠点もフロリダ州ゲインズビルに移しています。

サニブラウン選手の100m記録推移は?
太字が自己ベスト。歴代記録は当時。
100m | 風速 | 備考 | 200m | 風速 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2013年 (中学3年) | 10秒88 | 21秒85 | ||||
2014年 (高校1年) | 10秒45 | 0.0 | 高校1年歴代1位 | 21秒09 | +1.4 | 高校1年歴代1位 |
2015年 (高校2年) | 10秒28 | -0.4 | 高校歴代5位タイ | 20秒34 | -0.4 | 日本歴代8位 U18世界歴代2位 日本高校記録 |
2016年 (高校3年) | 10秒22 | +1.0 | U18世界歴代4位 U18日本歴代2位 高校歴代2位 | 20秒54 | +1.0 | 高校3年歴代2位 |
2017年 | 10秒05 10秒05 | +0.6 -0.6 | 日本歴代6位 U20世界歴代10位タイ U20日本歴代2位 | 20秒32 | +0.3 | 日本歴代8位 U20日本歴代2位 |
2018年 | 10秒46 | +1.4 | 20秒64 | +1.4 | ||
2019年 | 9秒97 | +0.8 | 日本歴代1位 | 20秒08 | +0.8 | 日本歴代2位 |
着々と記録を伸ばし、ついに日本一になったのですね!
ttps://ankoron.com/rikuto-tamai/
まとめ
今まさに追い風に乗っているサニブラウン選手、2020年東京オリンピックもとっても楽しみですね!
ケガだけは気をつけて、これからのますますのご活躍を願っています!