7月5日埼玉県所沢市立南陵中学校2年生徒が同級生・本郷功太郎君を刺殺。逮捕犯人(加害者)父親は天才理容師でAが4歳時に自己破産も!? 母親も理容師? 南陵中学逮捕犯人の家族構成・家庭環境?5人兄弟末っ子?事故現場一軒家は?どんな性格の子供だった?本郷君と出会った時期は?本郷君と何をして遊んでいた?
Contents
埼玉県所沢市立南陵中2年殺人事件・逮捕犯人Aの親や家族は?
7月5日に発生した埼玉県所沢市立南陵中2年殺人事件。
一緒に勉強をするために自宅に来た本郷功太郎くん(13)の頭や胸を複数回刺したという犯人A(14)とは、どのような環境で育った子供だったのでしょうか?
その犯人Aの家族構成が、週刊文春の記事から明らかになりました。


逮捕犯人Aの父親は天才理容師?
1958年生まれの61歳。
出身は北海道の利尻島。
漁師だった両親のもとに生まれ、中学校卒業後に身ひとつで上京しました。
理容専門学校に通いながら、東京・池袋のヘアサロンに入店。
22歳の時には史上最年少で全日本理容綜合技術選手権大会総合チャンピオン、パリ国際選手権・名誉大賞を受賞という輝かしい実績を持つ、腕のいい理容師さんだそうです。
元仕事仲間は、彼のことをこう話しています。
「彼は芸術的な技術を持っていて、誰もが認める業界のカリスマ。
当時は天才少年って呼ばれていましたよ。
最年少チャンピオンの記録はいまだに破られていない。
仕事が大好きな人で、誰にでも手を差し伸べる気さくな人柄でした」
1982年、池袋西口にヘアサロンを開店。
数年間で4店舗のチェーンを展開するほどの人気だったそうです。


逮捕犯人Aの母親も理容師?
Aの父親は理容師で21歳の時に結婚。
母親は、父親が理容師の大会に出た時のレディースカットのモデルだったそうです。
その後母親も理容師として働き始め、今でも美容室で働いているとのこと。


逮捕犯人Aは5人兄弟末っ子
2人が結婚して翌年2月には長女ができ、二女・長男・二男と続いたそうです。
そしてAは2005年5月に、二男と14歳差の三男・末っ子として誕生しました。
つまりAには、2人の姉と2人の兄がおり、5人兄弟の末っ子なんですね。
プラスお祖母ちゃんもいて8人家族ですが、姉と兄たちは皆独立しており、家には両親と祖母(父方)とAの4人暮らしでした。


逮捕犯人Aが4歳時に両親が自己破産⁉
元同僚の証言によると
「Aの祖父が亡くなったことがきっかけでした。
父親はひどく気落ちし、『なんで親父の気持ちが分からなかったんだろう』って自分を責め、鬱になった。
お客さんの予約が入っているのに携帯の電源を切って、連絡が付かなくなっちゃったりしてね。
『家を出ても、池袋の駅から自分の店に足が向かないんだ』と言っていました。
スタッフからの信頼も失い、お客さんも離れて、結局お店を潰してしまった」
Aが4歳になった2009年、両親は自己破産してしまったそうです。
▼▼被害者・本郷功太郎君母親も自己破産と度々離婚⁉▼▼


事故現場の一軒家は?
事件現場となった一軒家は、まだAの父親の仕事が順調だった1990年に建てたそうです。
築29年ほどの家なんですね。
しかし自己破産当時は競売にもかけられ、手放すピンチが襲ったそうです。
「そのとき、彼はいいお客さんに恵まれて助けてもらった。
破産宣告によって、自宅も競売にかけられたんだけど、そのお客さんが家を買ってくれて彼に戻してくれた。
それで家を失わずに済んだんですよ。
彼の人徳に他なりません。
でも、その頃はお金が大変で、子供の大学の入学金を別の知人に借りたこともありました」(元同僚)
逆風を乗り越えたA一家の団結力は高まり、北海道にいたAのお祖母ちゃんを呼び寄せたそうです。


Aはどんな性格の子供だった?
近隣住民の話では、
「家族の中で一番年下のAは、お祖母ちゃん思いの子でした。
よくお祖母ちゃんは『Aは優しいんだよ。家の手伝いでも言うことを何でも聞いてくれる』と話していた。
あの家は夏休みになると、両親、お祖母ちゃん、Aの四人で家の駐車場でバーベキューをする。
お父さんから『一緒に飲みませんか』と誘われたこともあります」
Aはいわゆる典型的な「おとなしいイイ子」だったようですね。


Aと本郷くんが出会った時期は?
Aと本郷くは3年前に知り合ったそうです。
本郷功太郎くんが、Aの通う小学校に転校生してきたとのこと。
同級生によると
「ふたりは小学校まではそれほど仲良くなかったけれど、今年四月、同じクラスになってからグループで行動するようになった。
本郷くんのほうがヤンチャで、どちらかというと、Aはおっとりしている。
お互い卓球部だし、一緒にいる時間も多かった」
とのことです。


Aと本郷君は何をして遊んでいた?
Aと本郷くんは、市内の商業施設内のゲームセンターでよく遊んでいたそうです。
「彼らがハマっていたのは『モンスターハンター』のコインゲームです。
コインを貯めてゲーセンに預けるシステムで、二人はゲームの話ばかりしていました」(地元の先輩)
しかし、2人の間には明白な“上下関係”があったといいます。

近隣住民の証言では
「Aの家には毎日のように四~五人の同級生がやってきて自転車を家の前に置いて『おーい、出てこーい!』と彼を呼び出していました。
玄関の鍵が閉まっていると『開けろよ!』って怒鳴っていた。
あの連中はAの家を溜まり場にしていたんですよ。
(Aの)お母さんは美容室で働いていて、お父さんも理髪店をやっているから、昼間はお祖母ちゃんしか家にいない。
だからあの連中はAの家に来やすかったんでしょう。
Aは(鬱憤が)溜まっていたんだろうな。
大人しい子で、あんなことをするような子供じゃないんだよ」
と証言しています。
でもいまどき、家にお祖母ちゃんがいるだけでも良いですよね。
Aは、言いたいことを言ったり行動で示すことができず、ついにキレてしまったのでしょうか。。


逮捕犯人Aの父親のコメントは?
「(いじめを受けていたことについて)そういうことは、たぶん噂のほうがあれですので、そういう流れにあまり流されてしまわないようにしたい。
(Aとは)まだ会えていません。
いま弁護士さんといろいろと話をしています」
出典元<週刊文春>
親として非常に複雑でしょうが、「いじめ」を言い訳にしようとせず、とても冷静なコメントだと思います。

まとめ
本郷功太郎くんを刺してしまったAは、5人兄弟ですが、両親とお祖母ちゃんの大人の中でほぼ一人っ子として育ったおとなしい子であることがわかりました。
でも忙しいご両親は自己破産を乗り越え、バーベキューをやったり、一生懸命Aを育ててきたのだろうと思います。
共働きで留守にしても、お祖母ちゃんがいると安心だったでしょうし。
本郷くんの方も家庭環境や言動にも問題がありそうなことは明らかになってきていますが、そのいずれも、殺人の理由として正当化することはできませんよね。
それぞれの立場でどうすれば良かったのか…考えてしまいます。。