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【大原美術館】の有名な作品を家族でもっと楽しむ方法5選!





エル・グレコの『受胎告知』はじめ、ピカソ、モネ、ルノワール、ゴーギャン…“奇跡のコレクション”とも呼ばれる名画がそろう大原美術館。でも家族で行くにはちょっと敷居が高い?という方のために、大原美術館の有名な作品を家族でもっと楽しむ方法5選をご紹介します。

【大原美術館】の有名な作品を家族でもっと楽しむ方法5選!



大原美術館って?

岡山の代表的な観光地・倉敷美観地区の川沿いにある、パルテノン神殿さながらの建物、それが大原美術館です。

倉敷の実業家・大原孫三郎が支援した画家・児島虎次郎収集の絵画を展示するため、1930年に設立された日本初の私立西洋美術館。

日本に2点しかないエル・グレコ作品のうちの1点=『受胎告知』始め、ピカソ、モネ、ルノワール、ゴーギャン、ムンク、アンディ・ウォーホルまで…

海外コレクターからも評価が高い名画が、ずらりとそろっています。

入館料
■大原美術館 入館券【本館/分館/工芸・東洋館】
未就学児童    無料
小・中・高校生  500円
大学生      800円
一般個人    1,300円



美術館が苦手な家族、いませんか?

でも、美術館があまり好きではない、興味がない家族がいたりしませんか?

すぐに飽きて、早く出たがる子どもたちや、アートに興味がなく、
入場料払ってまで…と拒否反応を示すパートナーとか(⇐うちです。笑)。

そんな家族を少しでもその気にさせて、巻き込む方法5選をご紹介します。

【大原美術館】の有名な作品を家族でもっと楽しむ方法5選とは?

【1】王道! 館内のサービスを利用しよう

①ギャラリーツアーに参加しよう

学芸員が、美術館の歴史や作品について解説しながら、館内を案内してくれます。
事前申込不要
【実施日時】毎週日曜日 午後1時30分から
【料金】無料(別途入館料は必要)
【所要時間】45分~60分

絵=わからない=さらにつまらない、の悪循環を断ち切るためにも、
プロフェッショナルに詳しい説明をしてもらえると、興味が湧いてくるかもしれませんね。



②フレンドリートークに参加しよう

美術館スタッフが一緒に、作品の前で感想などを話し合いながら、お気に入りの作品を探してくれます。
事前申込不要
【実施日時】毎週土曜日 午後1時30分から、毎週日曜日 午前11時から
【料金】無料(別途入館料は必要)
【所要時間】30分~60分

館内では、話せないということがストレスの方も多いと思います。

公募により訓練を受けたボランティアスタッフが、30分約3点の作品について問いかけをして、みんなでディスカッションするツアー。

「何が見えますか」「どんなことがこの絵の中で起こっているのでしょう」などの答えを考えることで、自主的に参加できますよね。他の方の意見が聞けるのも新鮮です!

③子ども探検ツアーに参加しよう

子ども対象のツアーが開催されることもあり、要チェックです。

あんころんの息子も小4の時、美術品の保管場所などの裏側まで見せてくれるツアーにお友達と参加して、楽しそうでしたよ♪

④音声ガイドを利用してみよう

本館主要作品の音声ガイド。くり返し聴く、選択して聴くなど、自分のペースで使えます。
1台 500円  所要時間 約40分

音声ガイド、わざわざいっかなぁ(節約でパス)と、ついケチってしまいがちです。

が、子ども達には、音声ガイドを使うこと自体が物珍しく、ゲーム感覚で結構その気になります。

一度試してみる価値アリですよ。



【2】家族間でフレンドリートークしてみよう

②館内サービスのフレンドリートークの家族版をやってみると、意外と盛り上がりますよ!

「こんなバカげたこと言ったら…」など、他人の前だと口をつぐんでしまう本音も、
家族なら話せますから。

①エル・グレコ(1590年)『受胎告知』
~我が家のフレンドリートーク~

息子「天使なのに羽黒いん?」(そこ見てるとは!)

あんころん「なんかアニメっぽい感じしない?」

人様に言うのは恥ずかしい、感じたままの発言ですが💦

400年以上も前に描かれた作品とは到底思えないほど、発色が鮮やか、服の生地もサテンのようにつやつやだし、構図や、マリアの眼のまん丸さ、頭の上の☆の輪っかなど、

スゴイ作品なんですが、失礼ながら正直、マンガちっくだなぁと思ってしまいました(^^;)



②モディリアーニの『ジャンヌ・エビュテルヌの肖像』(1918年)~我が家のフレンドリートーク~

息子「ちょっとおつかい行ってきてくれる?」って言ってる(そー来たか!?)。

あんころん「あのぉ、ジャンヌさん、あなた、脈ありますか(;゚д゚)ァ!?? みたいな。。」

首が長く、瞳なく、くり抜かれたようなアーモンド型の目、なで肩の女性がちょっと首をかしげた…モディリアーニ独特の描き方をされた絵です。

不思議な静寂をたたえていて、引き込まれてしまう感じ。

実際のジャンヌは、挑発的とも言えるほどの目力を宿した美人さんで、瞳が描かれた作品もあるんですけどね。

モディリアーニの死を追って、ジャンヌとお腹の子がたどる悲しい運命を暗示していたのかなぁなんて、大人の頭では考えてしまってたのですが、、おつかいと来たかぁ~と。

自由で突拍子もない子どもの自由な感性に驚かされながら、また違った絵の楽しみ方ができますよ!

【3】興味を持った画家の映画を観てみよう

ちょっと心に残る作品があったら、その画家の映画を家で、皆で観てみるのもイイですね。子どもにはちょっと…という場合は、お子様寝てからご夫婦でも。

大原美術館に展示作品がある画家の映画に、以下のような作品があります。

『ゴッホ 最期の手紙』(2017年)

『ゴーギャン タヒチ、楽園への旅』(2017年)

『ルノワール 陽だまりの裸婦』(2012年)

『エル・グレコ』(2007年)

『モディリアーニ 真実の愛』(2005年)

『ミステリアス・ピカソ-天才の秘密-』(1956年)

あんころんも観たピカソの作品は、正真正銘本物のピカソ自身の制作風景を撮影したドキュメンタリーです。

なんとこの映画自体がフランスでは、「国宝」に指定されているのだとか。



【4】美術の教科書を改めて見てみよう

帰ってから、お子さんの美術の教科書を、改めて一緒に見て復習すると、「あの画家の作品あったね」と一気に親近感が湧き、心に残ります。

同じ画家でも、その生涯と照らし合わせ、時代ごとの作品の傾向を追っていくと、また、面白い発見がありますよね。

たとえば、ムンクと言えば『叫び』が有名ですが、大原美術館にある『マドンナ』は、また全然違うテイストです。

あと美術の教科書で、学生時代のあんころんがとても衝撃を受けたのが、岸田劉生の『麗子像』なんですが、ご存知ですか? 一度見たら忘れられないほど、インパクトある作品。

分館で、なんと会えちゃうんですよ。麗子ちゃんに!
『童女舞姿』、お見逃しなく。

ほかにも、
正面玄関には『考える人』で有名なロダン作品!

工芸・東洋館には、あの棟方志功作品が!

フランスのモネの庭から株分けされた池の睡蓮!

古典だけでなく、アンディ・ウォーホル作品まで!

教科書でしか知らなかった画家も大原美術館では、
いろんな角度から間近に感じられますよ。

【5】別の美術館に観に行こう

気に入った画家をみつけたら、他の作品を観に、別の美術館まで足をのばしてみてはいかがでしょうか?

我が家の場合、エル・グレコの『受胎告知』で子どもと盛り上がったので、

日本にあるもう1点の作品を、東京上野の国立西洋美術館まで観に行ってみたいなぁ。

ちょっと遠いなら、観光やグルメを盛り込んだ日程に組み込むのも楽しいですね♪



まとめ

美術館へ行くなんて、老後ゆっくり…とあきらめていた方も、工夫次第で家族とも、また違った楽しみ方ができると思います。

ちなみに大原美術館では最近、婚活イベントも開催されているそうです。
カップル成立率3割以上なんだとか。

美術館って思った以上に、“コミュニケーションをつなぐ場”でもあるんですね。

大原美術館、是非ご家族と一緒に訪れて、絆を深めてみてはいかがでしょうか?