2019年6月12日百田尚樹氏がTwitterで新作『夏の騎士』を最後に小説家引退宣言。経歴は?Twitter発言はどんなもの?参院選出馬?心残りは?あるワードがトレンドに⁉繰り返す引退宣言と撤回・引退商法⁉それとも今回は本物?
百田尚樹プロフィールは?
百田 尚樹 (ひゃくた なおき) | |
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![]() 沖縄県那覇市にて(2017年10月29日) | |
誕生 | 1956年2月23日(63歳) 大阪府大阪市 |
職業 | 放送作家 小説家 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 同志社大学法学部中途退学 |
活動期間 | 2006年 – |
代表作 | 『海賊とよばれた男』(2013年) 『カエルの楽園』(2016年) |
主な受賞歴 | 本屋大賞(2013年) |
デビュー作 | 『永遠の0』(2006年) |
活動期間 | 放送作家: 1970年代後半 – 小説家: 2006年 – |
百田尚樹・小説家引退Twitter
【Twitterで】百田尚樹氏、小説家引退へhttps://t.co/DP0mxoxnNk
「書きたいものはあらかた書いた。悔いはない」と百田氏。最新作『夏の騎士』については「最後の作品として満足いくものになった」とした。 pic.twitter.com/ErluGhT3WQ
— ライブドアニュース (@livedoornews) June 12, 2019
2019年6月12日、自身のTwitterで「小説家を引退する」百田尚樹氏が宣言し、話題になっています。
フォロワーの皆様、
私は小説家を引退しますが、あくまで小説を書かないだけです。
3年前60歳で『幻庵』を書いた後、引退を考えました。で、本当に納得できる小説が書けたら、それで終わってもいいと思っていました。
今回、『夏の騎士』を書き終え、これを最後の小説にしようと決めました。— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) June 12, 2019
出版界、とくに文芸の業界はうんざりするような連中が多すぎる。
『夏の騎士』を最後に引退する。
でも最後にいい作品を書けたから満足や。 https://t.co/TuwcKqAhAq— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) June 12, 2019
『夏の騎士』、あらためて読み直して、しみじみと感じるところあり。
この作品を、私の最後の小説にしてもいいと思った。
50歳でデビューした時、10年やれればいいと思ったが、13年もやった。書きたいものはあらかた書いた。悔いはない。— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) June 12, 2019
デビュー以来13年間で14冊の小説を書いてきた。『夏の騎士』は15冊目で約3年ぶりの小説。
私の最後の作品として満足いくものになった。
これからはたまに新書やコラムは書くつもりだが、それもせいぜい2年くらいかな。 https://t.co/fCxI5n7z1A— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) June 12, 2019
小説家引退の理由の何パーセントかは、今回の増税もある。
活字文化をバカにしやがって! https://t.co/URMVhGgEdm— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) June 12, 2019
小説家を引退したら、盆栽いじりと読書と音楽鑑賞の日々。
そして、たまにへんずり、と。
まさに夢のような毎日!— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) June 12, 2019
かつてチンチンが立つ間は小説家を引退しないとツイートしたので、今回の引退の本当の理由はチンチンが立たなくなったからではないかと見る人もいるようだが、チンチンは今も立つ!
写真でお見せしたいが、アカウント停止をくらうのでできないのが残念です。— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) June 12, 2019
実は、3年前、『カエルの楽園』を書いたとき、100万部売れたら日本が変わると思っていた。最低でも50万部は売れると思っていた。
しかしメディアからは完全に黙殺され、30万部しか売れなかった(その後、文庫で25万部売れたが)。
その時、小説家としての力の限界を感じ、引退を考え始めた。— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) June 12, 2019
私の引退は、参院選に出るためではないかという声が一部にあるようですが、それはありません。
政治家になるくらいなら、面白くない小説を書いているほうが100倍ましです。— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) June 12, 2019
小説家引退に際して残念なことはいくつかある。
『影法師』と『風の中のマリア』が100万部いかなかったことだ。
『永遠の0』『海賊とよばれた男』にまさるとも劣らない傑作なのに……
ま、死ぬまでには100万部いくだろう😅— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) June 12, 2019
一連のTweet中の下ネタ系ワードがトレンドに入るという珍現象も(;^_^A
348,900人ものフォロワーがいらっしゃる百田尚樹氏ですから、それだけ発言の影響力があるのは間違いないですね。
繰り返す引退宣言と撤回・引退商法疑惑も!?
百田尚樹氏はこれまでも、引退を発表しては撤回を何度か繰り返しており、今回の引退も一部に疑いの声が出ています。
最初の騒動は、2015年7月。
百田尚樹氏は、沖縄・普天間基地の移設問題をめぐり、政権批判を強めていた2つの地元紙を指した形で、『沖縄の2つの新聞はつぶさないといけない』と発言して猛バッシングを受けました。
この非難に嫌気がさし、『アホらしくなったので、小説家を引退します』とTwitterで発表。
『Amazonの評価も組織的にひどい点数を付けられている』など、探らなくてもいいことを自ら掘り起こし、引退理由につなげていました」(芸能ライター)
翌8月には「僕を引退させたい人がそんなに沢山いるとは知らなかった。嫌がらせの意味でも絶対に引退せん!死ぬまで書く!」と撤回し、「生涯・小説家」を宣言。
ですが、翌2016年12月、
自著の映画化作品『海賊とよばれた男』の一連の宣伝キャンペーンから、ことごとく名前を消されたことに腹を立てた百田氏は、12月1日のTwitterで
『こんな仕打ちを受けるとは…。もう小説界に未練はない』
『もう小説家を辞めると決めた』
と文壇と決別を表明。
そのわずか3日後、妻に引退を宣言すると仕事場のローンを払ってから引退するように言われたと、撤回したそうです。
アンチの方からは、
「百田尚樹引退するんやな。ついでにツイッターも引退してくれないかな。あの人から小説とったら何も良いところ残らないしな。」
「嘘八百田でないことを願う」
そして鋭い観察⁉ このような意見も。
百田尚樹さんは本を出版するたびに「引退宣言」をするんですが、その後で撤回するんですよね。「引退表明」の度にネットニュースに取り上げられ、無料で日本中に新刊の宣伝ができるわけですから、さすが商売上手!
— マリ / Marie (@bvlsqu4tChwXunr) June 12, 2019
今回の引退宣言も俗に言う炎上、いえ引退商法ってやつなのでしょうか!? それとも今度こそは!?
百田尚樹氏が小説家として才能があることは確かですので、引退となるとその才能が惜しまれますね。
ですので、引退商法でも良いのかな?という気もしますが(笑)、今回の宣言はしっかり覚えておいて今後の動向を見ていきたいと思います^-^