インハンド6話で悲劇のランナー野桐俊(清原翔)の愛読書として登場した『かもめのジョナサン』。どんな本?ベストセラ―・映画化?あらすじは?インハンド登場箇所・考察?昔流行のジョナサンクイズとは⁉名言集?をまとめました。
Contents
『かもめのジョナサン』とは?
インハンド6話で、悲劇のランナー野桐俊(清原翔)の愛読書で、彼の人生をひも解く象徴的な本として登場した『かもめのジョナサン』。
まずは、どんな本なのかを知りましょう!
『かもめのジョナサン』(Jonathan Livingston Seagull)は、リチャード・バックによる小説。
寓話的作品。
1970年にアメリカで出版され、最初は当時のアメリカのヒッピー文化とあいまって口コミで徐々に広がり、1972年6月以降に大ヒットした。
1970年の初版の英語タイトルは「Jonathan Livingston Seagull — a story.」。
ラッセル・マンソン(英語版)によるカモメの写真が随所に挿入されている。
全3部構成で出版されていた。
1972年年後半にThe New York Times Best Seller listの1位となり、38週もの間 1位を保ちつづけた。
1972年と1973年のPublishers Weekly list of bestselling novels in the United Statesでも1位。
1973年には当作品を原作とする映画が制作された。
1974年10月時点(映画が日本で公開された時点)で、米国では『風と共に去りぬ』を抜いて1500万部のベストセラーになった。
2014年時点で世界で4000万部売れていた。
日本では1974年に新潮社より五木寛之の訳(下訳はのち東大教授となる國重純二)で出版され、(当時)120万部のベストセラーとなり、
その後も読まれ、2014年時点で270万部を超えた。
キリスト教の異端的潮流ニューソートの思想が反映されていると指摘されており、禅の影響を感じるとも言われる。
読者たちを精神世界の探究、宗教的な探究などへといざない、自己啓発本のようにも読まれている。
引用元<Wikipedia>
エンターテイメントではなく自己啓発系の真面目な本で、『風と共に去りぬ』も抜いて2014年時点で4000万部の売り上げというのはスゴイですね!
そして1973年には映画化も。
世界規模で、大大大人気のベストセラーなんですね!
戦争を経て、高度経済成長期へ…
「一丸となって」という風潮の中、「個性」が問われ始めたムーブメントが、この本の人気に火をつけ、ベストセラーへと押し上げたのではないでしょうか。
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『かもめのジョナサン』あらすじは?
第1部
主人公のカモメのジョナサン・リヴィングストンは、他のカモメたちが餌をとるためにしか飛ばないのに対して、「飛ぶ」という行為自体に価値を見出します。
どこまで低速で飛べるかや、どれだけ低空を飛べるかなど、食事をするのも忘れて飛行の探究に打ち込み、「骨と羽根だけ」の状態に。
あきれて注意する母親に彼は、「自分が空でできることは何で、できないことは何かを知りたいのだ」と説明します。
さらに、時速数百kmという高速での飛行を探究するため、高高度から急降下する危険な練習も。
それらを「奇行」として変わり者扱いされ、ある日、群れの「評議集会」に呼び出され、
長老から「無責任」「カモメはただ餌を食べ、可能な限り長生きするために生まれてきたのだ」と説教を受けます。
ジョナサンは、「生きることの意味や、より高い目的を発見するカモメこそ責任感があるのだ」と群れのカモメたちに伝えようとしますが、理解されず、群れ社会から追放されてしまいます。
追放されて一羽になっても、速く飛ぶための訓練をやめないジョナサンの前に、2羽の光り輝くカモメが現れ、より高次なる世界へと導いて行きます。
第2部以降
「目覚めたカモメたち」の世界でジョナサンは、より高度な飛行術を身につけた末、長老のチャンから「瞬間移動」を伝授されることに。
そして、弟子を連れて下界に降り、「カモメの人生は飛ぶことにある」という「思想」を通常カモメたちに広めようと試みますが、
下界のカモメからは「悪魔」と恐れられるようになるなど、トリックスターの側面を醸し出していく…
出典元<Wikipedia>
「自分らしく生きるとは何か?」そして、そうしようとした時に生じる軋轢。。
今の時代でも変わらず、問われ続けている普遍のテーマですね。
野桐の愛読書である理由がわかります。もちろん紐倉にとってもそうでしょう。
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インハンド6話で登場した部分は?
彼にとってスピードは力だった。
スピードは歓びだった。
そしてそれは純粋な美ですらあったのだ。
「俺たちに止められなかったのか」と後悔する高家に紐倉は『かもめのジョナサン』のこの部分を引用し、諭します。
もし止めたなら、それは野桐を「その他大勢のかもめ」にしてしまうことを意味します。
野桐が野桐たるためには、「走らねばならなかった」ということでしょう。
飛ぶことを追求した『かもめのジョナサン』の主人公ジョナサン・リヴィングストンと同じように、
野桐は走ることを追求し、遺伝子ドーピングに手を出したのは、あくまでも、その追求した結果ということなんでしょうね。
大部分の人(それを「世間」や「常識」という言い方をすることも)にとっては、意味や価値がないように思えたとしても、
ある人にとっては、命をかけて貫き、守るべきものだったりする。
人生100年とも120年ともいわれますが、残りの人生、どう生きるか?
「生き方」というものを深く考えさせられます。
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日本で1975年流行! カモメのジョナサンクイズ!?
日本で1975年頃に流行したという「なぞなぞ」を紹介します。
正解は…
答:カモメのみなさん
コレ、知りませんでしたが、結構ウケてしまいました(≧▽≦)!
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『かもめのジョナサン』の名言集
『かもめのジョナサン』には他にも名言がたくさんあります。
その一部を紹介します。
群れの中の平凡な一羽になろうと決心してしまうととてもくつろいだ気分になってきた。
もうこれからは自分を飛行練習に駆り立てた、あの盲目的な衝動から解放され
二度と限界に挑戦することも、失敗することもないだろう。
馬鹿なことは忘れるがいい。
群れの仲間のところへ飛んで帰って、あるがままの自分に満足しなくちゃならん。
ぼくは自分が空でやれる事はなにか、
やれない事はなにかってことを知りたいだけなんだ。
すべてのカモメにとって、重要なのは飛ぶことではなく、食べることだった。
だが、この風変わりなカモメ、ジョナサン・リヴィングストンにとって重要なのは、食べることよりも飛ぶことそれ自体だったのだ。
われわれ一羽一羽が、まさしく偉大なカモメの思想であり、
自由という無限の思想なのだ
われわれは自由なんだ。
好きなところへ行き、ありのままの自分でいていいのさ
目に見えるものには、みんな限りがある。
きみの心の目で見るのだ。
心にしみますね。
若い時に出逢っておきたい本ですよね(≧▽≦)
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
『かもめのジョナサン』、改めて読みたくなりますね!
あなたはかもめの「ジョナサン」?
それとも「みなさん」?
胸に手を置いて…どちらでしょうか??(笑)
『カモメのジョナサン』は、今日これからの生き方を問うきっかけをくれる教科書的な本とも言えますね(*^^*)b